チェーンソーで杉・照葉樹の木々を伐採する
1,500坪ほどある敷地の荒れた山を、
一人で地道にチェーンソーで伐採・開拓しています。
竹林の大藪を少しずつ刈っていって、
ようやく山の中が歩きやすくなってきました。
土地を手にして半年ほどは、
草刈りと伐採作業ばかり。
電気と水の無い土地で、
車中泊&サバイバル生活しています。
杉の木は、偏芯が少ないので、狙った方向へ倒しやすい
建材に使われる杉の木は、
真っ直ぐに育ちやすい。
杉の木は、伐採が簡単!
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倒した後にどうやって杉の木を動かそうか。レバーホイストがどれくらい使えるものなのか。揚程短いからぼちぼちだろうなー。重機があれば。。#伐木 #間伐 #庭仕事 #庭作り #暮らしを作る #開拓地の現況
杉林の中では、掛かり木になりやすい
杉の木は、
ほとんどが植林杉であることが多いので、
管理されていない杉林は、
密集して細く育っている。
枝打ちしない限りは、
枝葉が引っ掛かってしまうので、
どう倒しても掛かり木になるぞ・・・。
広葉樹伐採は、重心の偏りが大きく、狙った方向へ倒すのが難しい
森の中を歩くと、どんぐりが落ちている。
照葉樹の木々が勢力を競うように生えている雑木林の中で、
一番、大きく太く育っていたセンダンの木、
横に大きく枝葉を伸ばし、
太陽の光を遮っている。
杉と違い、
広葉樹の重心は偏っていて、
伐採が難しい。
畑に光が射すように、
低い木々から伐採していく。
スダジイ、マテバシイ、クスノキ、クロキ、ウラジロエノキ、サカキ、シキミ、、、
種類が多すぎて、なかなか覚えられない。
樹高の高い木々が、太陽の光を遮っている
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高い木を伐採して、畑に光が射すように
蔓が絡みついた跡が残る。
大木を伐る前に、
周りの小径木、蔓を刈り取っておく。
高所伐採・特殊伐採は、とにかく慎重に、事故を起こさないように
木の上に登って、
直径30cmほどある二股の幹を伐採しました。
樹上作業は、
逃げ場が無いので、
安全確保が絶対条件。
100%安全に動ける状態を作ってから、作業します。
木に蔓が絡みついていないかチェック!
蔓に引っ張られて、枝葉が向かって来るので危険!
木の重心・傾きをチェック!
チェーンソーを挟まれないように、重心を確認して受け口を作る
チェーンソーで伐るのは一瞬、事故も一瞬
怖いと感じたら、もはや事故っているようなもの。
ビビって追い口のツルを厚く残したまま伐ると、
幹と枝が離れるときに反動で木が大きく揺れる・・・。
怖い・・・。
樹上作業、ロープワークに最低限必要な道具
クライミングロープ、ハーネス、カラビナ、アッセンダー(登高器)とディセンダー(下降器)
脚立で木に登って作業していると、
切り落とした枝が脚立に当たって、
倒してしまう可能性がある。
木から降りられなくなってしまう・・・。
安全に上り下りするためにも、
ロープワークを身に着けておきたい。
ロープ類
- クライミングロープ
- ロープスリングもあると便利
体を支えるためのハーネス
- ブラックダイヤモンド製の安い製品(沢登り用ハーネス)を使っています
- 軽量すぎる製品は、体を支える面積が少なく、締め付けられて痛くなる可能性あり
ハーネス、ロープを接続するカラビナ類
ロープに引っ掛けて使う、アッセンダー(登高器)
- ハンドアッセンダー
- ロックテリクスのシンプルアッセンダー(とにかく安い、信頼性はどうなんだ・・・。)
樹上から降りるときに必要な、ディセンダー(下降器)
基本のディセンダーは、
エイトカンとATC(Air Traffic Control)
どちらか一つあれば十分だけど、
どちらも練習して使い慣れておくといい。
ディセンダーを兼ねた、グリベルのハンドアッセンダー
ハンドアッセンダーは、
どのメーカーも似たり寄ったりでは???
グリベルのハンドアッセンダーは、
持ち手にスリットが入っていて、
ロープを通してディセンダーとして使えるので気に入ってます。
セルフビルドの家づくり、高所作業に大活躍。
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#防水シート張り #高所作業 #鳶職ワーク #クライミング壁張り #クライミングギアが活躍する #忍者的な #ヨガ的な #セルフビルド家作り #家作り反面教科書
クライミングギアは、不思議と欲しくなってしまうけれど、道具の数は増やさないように・・・
必要なのものは、
道具を持っていることよりも、
安全確保出来る技術と経験。
ビルの窓拭き清掃員が使っている、
下降速度調整が出来るギアが欲しい!
アンスロンのギアか、ペツルのリグか・・・。
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